iPodのアプリケーションの使い方については、iPodを利用されている方は使いこなせると思いますので、ここではアプリケーションの使い方は省略し、辞書データの転送についてのみ説明しておきます。なお、当然のことですが、iPodでアラビア語を入力するには、「設定」の「一般」の「キーボード」からアラビア語のキーボードを追加しておく必要があります。
YouTubeを利用した動画による説明もありますが、動作が速すぎて分かりづらいかもしれません。それよりも、同サイト内の2009年12月14日付ブログで「辞書の追加」についての説明が詳細に書かれていますので、ここを参考にして辞書ファイル(arabicU.dic)をパソコンからiPodへ転送して下さい。ネットワークに接続するためにパソコンのブラウザからアドレスを入力しますが、私が試みた場合には、時々失敗してしまい、何度か試さないといけないことがありました。EBPocketの場合にも同様に接続の際に失敗することが何度かありましたが、根気強く試しているうちにうまくいきました。
この二つのアプリケーションのどちらがお薦めかかということになると、それぞれに特徴があるので、甲乙付けがたいと思いますが、個人的にはpdicoでは、検索結果のフォントの大きさをその都度変えられる設定は便利だと感じます。アラビア語の場合にはフォントが小さいと、読みづらい時があるので、さっとフォントを拡大して確認できるのは便利かもしれません。なお、値段的には、EBPocketが600円、pdicoが115円と、後者に割安感があるようです。