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「音楽+α」の記事

グランドピアノ購入記(最終回)

日付:2011年 2月 28日 月曜日
カテゴリ:音楽+α.

 これまでにお話ししたカワイのGE-30GATX-f/ATXという機種については、 http://www.kawai.co.jp/piano/grand/gp_vanish/ で説明されていますので、これ以上に説明することはないのですが、一点だけ、「アリコート」について。ほとんどのグランドピアノには「アリコート」(普通は振動しない弦の一部に特殊な弦枕を敷くことによって共鳴させ、響きの少ない中高音部の倍音を増やすというピアノ製造上の技術)が実装されていますが、この機種で実装されているかどうかについてカタログ等からはよく分からなかったので確認したところ、実装されているということです。   現在のこのピアノの利用方法が、もっぱら消音装置を使った利用ということになりますので、生の音を出した際の音色がどうかというようなことをお伝えすることは、残念ながら出来ません。   消音装置を用いてスピーカーから音を出すという方法で弾く限りにおいては、これまで使っていた電子ピアノと比べて、音質においては大きな差はないように思われますが、鍵盤タッチは全く違います。鍵盤タッチがかなりアコースティックに近いとされる電子ピアノの鍵盤に先日楽器店で触れる機会がありましたが、愕然としました。   電子ピアノで弾いている際には、多少、鍵盤の押さえの強弱に幅があっても均一の音が出て、それなりにきれいに聞こえたように思いますが、このピアノでは、タッチの強弱等に気をつけて弾かないときちんと音が出ない、言い換えると、変に鍵盤を押したときにはおかしな音が返ってくるということになります。   この購入記は、素人によるピアノ購入記ですので、ピアノを本格的に勉強されている方にはほとんど役立つところはないのだと思いますが、ピアノを趣味程度で嗜んでおられる方でグランドが欲しいが本物の音は出せないという環境下の方にとって、購入の際の何らかの参考になれば幸いに思います(終わり)。

グランドピアノ購入記(3)

日付:2010年 12月 29日 水曜日
カテゴリ:音楽+α.

消音装置付きのピアノを買うと決めてからの機種選定は早かったように思います。   まず、ヤマハの消音装置付き(サイレント)ピアノです。 http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/grandpianos/silent/?mode=series   ヤマハのサイレントピアノのコンセプトは、「普段はアコースティックピアノとして使い、音が気になる時間になったら、ヘッドフォンを使う」というもの。ヤマハのセールスの方からも、「昼間は本物の音を出して、夜にはヘッドフォンで練習するという使い方」と説明を受けたのですが、普通の家では、昼間であれ夜であれ、近所迷惑になるので本物の音はなかなか出せないというのが一般的な事情ではないかと思います。サイレント時にヘッドフォンからしか音を出せないとなると、(ヘッドフォンをしない)普通の状態では耳から聞ける音はないことになってしまいます。誰かが弾いているときにはその音を共有したいし、自分が弾くときにも誰かに聞いてもらいたいということが出来なくなります。それについては、ヤマハのセールスの方は「スピーカーを外付けしたらいい」と言われたのですが、別途スピーカーを置くというのは、楽器との一体感に欠けるし、ピアノから線を出してスピーカーにつなぐのは見栄えの点からも好きになれませんでした。   その点、カワイの消音機能付きピアノには、スピーカーを内蔵した機種があります。 http://www.kawai.co.jp/piano/grand/gp_vanish/   カワイのスピーカー付き消音ピアノは、響板にスピーカーを設ける方式で、スピーカーは下図のように設置されます。 (画像は、http://www.kawai.co.jp/piano/grand/gp_vanish/#anytime_2 より。クリックで拡大。)   ある楽器店の方から、「響板スピーカーについては賛否両論あって、消音時は素晴らしい効果を発揮するが、本物の音で弾く場合には、響板にスピーカーを取り付けているのだから、響板自体に何の影響もないという訳ではないだろう」と、また別の楽器店の方からは、「響板スピーカーはカワイの特許製品なので、ヤマハが響板スピーカーを実装することは当面出来ない」という話を聞きました。(前者の話に関しては、http://omotesando.blog.kawai.co.jp/e855.html を参照下さい。響板に直接ネジ等でスピーカーを取り付けることはないようです。)   また、両社の消音システムについては、以下のような技術的な比較が出来ます。 (1)センサー(ハンマー部) ヤマハ:鍵盤読み取り方式非接触型光センサー(2点) カワイ:ハンマー読み取り方式非接触型光センサー(3点) (2)消音方式 ヤマハ:ハンマーシャンクストッパー方式 カワイ:ハンマーシャンクストッパー方式 (3)最大同時発音数 ヤマハ:64音(ステレオ時32音) カワイ:192音(ステレオ時96音) (4)音色数 ヤマハ:10音 カワイ:22音 (5)ピアノ音源 ヤマハ:コンサートグランドCFⅢS カワイ:フルコンサートグランドEX   消音システムとしての一番の違いは、鍵盤読み取り式かハンマー読み取り方式かということですが、それぞれの方式による鍵盤タッチの違いについては、ヤマハとカワイの両方の消音ピアノが置いてある楽器店を訪ねることができなかったので、なんとも言いようがありません。いずれのタッチもアコースティックのタッチとは変わらないように思えました。また、ヤマハのピアノの鍵盤タッチの方がやや軽いようにも思えましたが、これは機種による違いというよりも個体差の違いなのかもしれませんので、あまり参考になる話ではないです。   鍵盤タッチについてのヤマハの説明が「消音時のタッチ感はアコースティック演奏時とほとんど同じ」となっているのに対して、カワイは「消音時でも通常時に近いタッチ感を実現した」となっており、更に、「技術開発戦略室 ANYTIME X開発チーム」から「カワイの基本的な消音機構は、ANYTIME Xアップライトピアノがベースになっているが、新設計のセンサー機構や、止音機構の剛性向上、ハンマーシャンクが直接当たるクッション部分見直しといった改善の積み重ねにより、消音時/通常時のタッチ感の差を非常に小さくすることに成功した」と説明されています。鍵盤タッチを重視している自分としては、響板スピーカーで音を出せる点や最大同時発音数の多さから、消音システム全般に関してはカワイの方が技術的にやや優位にあるのではないかと考えた次第です。    こういう訳で、カワイの消音装置付きの廉価板であるGE-30GATX-fを購入することにしました。   購入記最終回は、GE-30GATX-fの使用感の報告として終わりにしたいと思います(続く)。

グランドピアノ購入記(2)

日付:2010年 12月 17日 金曜日
カテゴリ:音楽+α.

最初に購入を考えた機種は、アコースティックのピアノではなく、アコースティックピアノの技術と電子ピアノの技術を融合させた「ハイブリッドピアノ」と呼ばれる機種でした。 http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/about_hp/   その中で、2009年に発売されたグランドピアノの形をした「AvantGrand N3」という機種は、その大きさ、重さ、デザイン性という点も含めて、集合住宅で本物の音を出せない環境下で購入するには最も理想的な機種ではないかと思い、何度もヤマハのピアノ売り場へ出かけて、鍵盤タッチや全体の雰囲気等を確認していました。 http://www.yamaha.co.jp/product/piano-keyboard/avantgrand/   正直のところ、最初にこの機種を見たときからの「一目惚れ」であり、見たり触れたりを繰り返しているうちに、益々この機種が自分にとっては最適なものではないかとの思いが強まってきました。   ところが、ほぼこの機種の購入を決めかけていたとき、ある楽器店のセールス担当の方からこう言われました。   「AvantGrand N3の値段では、小型のグランドピアノが買えてしまう。せっかくなら、本物のグランドピアノをお勧めする。音量を出せないと言うことであれば、本物のグランドピアノに消音装置の付いているものを購入することで解決できる。消音装置付きのグランドピアノであれば、音を出せる環境が整った際には装置を外して本物の音を出すことも出来る。AvantGrand は所詮電子ピアノであるので、よく持って10年くらいだと思う。アコースティックピアノなら、きちんとメンテをすればあなたが生きている間は使える。長期的な視点から購入を検討することが重要です。」   「AvantGrand N3」は、アコースティックピアノを弾いたときと同様の感触を味わえるように、専用のグランドピアノ・アクションにより鍵盤タッチをグランドピアノに近づけていたり、グランドピアノを弾くときに感じる自然な振動をデジタル技術でつくり出し、それが指先等にも伝わってきて、まさに本物を弾いているような感触を味わうことが出来ます。そういう意味では、このハイブリッドピアノは、電子(デジタル)ピアノを進化させた、本物のピアノに最も近い機種だと言えると思います。   しかしながら、本物はやっぱり本物。セールス担当の方に勧められて消音装置付きのグランドピアノを弾いてみると、ハンマーも見えるし弦も見える。(左のペダル(シフトペダル)を使う曲など弾いたことはないが)左ペダルを踏むと鍵盤全体が右方向へ動くというグランドピアノ標準の仕様。黒塗りの重厚感。ピアノを見向きもしない子供にも、ピアノの構造くらいを説明してやることは出来そうだ。   「AvantGrand N3」への情熱が冷め始めました。   更に調べて見ると、グランドピアノは搬入時に鍵盤部を縦にして運べますが、「AvantGrand N3」は、鍵盤部を長期間縦方向で置いておくことはお勧めしないとのこと。この点は、いずれ海外に持っていかざるを得ない際の問題になると思われました。何らかの事情で鍵盤部を縦にして船便で運送した場合、いざ着いて組み立てたら音が出ないという不具合が発生した時のショックを思えば、本物のグランドピアノであれば、縦方向での保管に問題はなく、消音装置部分が仮に壊れても、アコースティックピアノとして、最悪でも本物の音は出せるだろうということです。   こういうことで、「AvantGrand N3」は断念し、消音装置付きのアコースティックのグランドピアノの購入を検討することになった訳です(続く)。

神戸ルミナリエ

日付:2010年 12月 6日 月曜日
カテゴリ:音楽+α.

これも前々から一度訪ねたいと思いながら、実現できていなかったので、思い切って先週末ついに行ってきました。ルミナリエは、阪神・淡路大震災の発生を契機に鎮魂と追悼、街の復興を祈念して震災で激減した神戸への観光客を呼び戻す目的で毎年開催されている行事(ウィキペディアの説明)ということです。   鎮魂と追悼という意味では、震災日の1月17日の方がより大きな意味合いがあると思いますが、その意味合いも込めてルミナリエをしっかりと見てきました。   神戸ルミナリエの公式サイトは、ここになり、これまでの開催時の模様を見ることが出来ます。   http://www.kobe-luminarie.jp/   このサイトにバナーが置いてありますが、「神戸ルミナリエ」、「大阪光のルネッサンス」、「京都の花灯路」が12月の関西の三大イルミネーションの催しとして電車の中吊りポスターで紹介されていました。   現場で写真を撮ったので、2枚アップしておきます。   なお、「ルミナリエ」のアラビア語はどうなるのかということですが、ルミナリエの語源はイタリア語のIlluminazione Per Feste(祝祭のためのイルミネーション)と説明されていますので、まずは、「イルミネーション」という意味では、إضائة زينية が適当ではないかと。これに、「祝祭のための」を付加して、إضاءة زينية مهرجانية と、二重修飾でまどろっこしい感じがありますが、登録しておきます(中級辞書Ver.3.88以降)。もっと適切な訳語があればお知らせ下さい。

Piano 1001

日付:2010年 11月 18日 木曜日
カテゴリ:音楽+α.

「Piano 1001」というクラシック音楽を中心とするピアノ曲を提供するサイトがありましたが、先日閉鎖されていることが分かり、調べてみると、サイトを運営されてきた方がお亡くなりになったとのこと。更に調べると、このサイトを一部復活させた方がおられ、そのサイトは、ここから入ることが出来ます。 http://piano1001.sakura.ne.jp/   以前の「アラビア語-日本語電子辞書データ」のサイトでは、ウェブでは一般的に御法度とされている「サイトを開くと音楽が流れる」という設定により、ドボルザーク(ドヴォルジャック)の「我が母の教えたまいし歌」とカッチーニの「アヴェ・マリア(ピアノ編曲)」の二曲を、サイト運営者の承諾を得て、使わせて頂いてました。   「Piano 1001」では、今まで聞いたことのなかったピアノ曲を知ることが出来、有り難かったと思っています。「1001」という数字は千夜一夜を思い出させ、親近感がありました。また、サイト運営者が死去した場合のサイトの存続方法ということについても、考えさせられるところがありました。   「Piano 1001」運営者への御礼と共に、ご冥福をお祈りします。

グランドピアノ購入記(1)

日付:2010年 11月 3日 水曜日
カテゴリ:音楽+α.

本年2010年は寅年で、年男に当たるこの機会に、前々から買いたいと思っていたグランドピアノをついに購入しました。それなりの値段の買い物ですので、清水の舞台から飛び降りる心境でありましたが、残りの人生はやはり本物で弾いてみたいという思いが強く、購入を決意しました。   デジタルピアノがアコースティックピアノにタッチ面等で近づいてきたとはいえ、ピアノを弾いたことがある人には分かって頂けると思いますが、やはりデジタルピアノのタッチには不満がありました。そこで、今年の2月頃から、どのピアノを買うべきかということについて、ピアノ店へ何度も足を運んで比較し、検討を重ねた結果、この一台の購入となりました。   機種選定における条件は、 (1)鍵盤のタッチを最重視。そしてそのタッチはグランドタッチを追求するので、アップライトピアノは選定候補にしない。 (2)集合住宅における常識として、アコースティックピアノの音量は出せないので、音量を調節できる何らかの装置が付いていること。 (3)4.5畳の部屋に入ること。その部屋には子供のベッドと本棚があり、それらと共存できること。 (4)海外への転勤時の運搬面で、問題がないこと。   そして、これらの条件をクリアし、かつ自分としても納得できる一台として、KAWAI(河合楽器)のGE-30GATX-fを選びました。次回以降は、この機種を選定するに至った理由、使用感等を書いていきたいと思います。   さすが、楽器の王様と言われるだけのことはあります。グランドピアノの中でも最小クラスに近い機種ではありますが、それでも、天井を開けた際の風格、木材の香り、ペダルの感触、特に、左のペダル(ダンパーペダル)を踏み、弦を押さえているダンパーが持ち上がり、弦が解放される際に出る「ザンー」とわずかに聞こえてくる音...。こういうことを間近で体験すると、やっぱり本物のピアノに買い替えて良かったと思っています。

「音楽+α」について

日付:2010年 10月 17日 日曜日
カテゴリ:音楽+α.

当初は、「アラブ音楽の紹介が、アラビア語の学習に役立てれば」という趣旨で、「アラブ音楽」のコーナーを作ったのですが、そもそもアラブ音楽を紹介する程の知識がある訳でもないので、それを「音楽」のコーナーに変えました。  ところが、それでも話題切れしそうなので、音楽の話題にプラスアルファ、すなわち、話題としては何でも扱えるということにしました(但し、アラビア語に関する話題は、「アラビア語」で扱います)。  ということで、面白い話題があれば、折を見て取り上げていきたいと思います。

アラブの音楽(第3回)

日付:2009年 11月 2日 月曜日
カテゴリ:音楽+α.

第3回目は、Amr Diabの「Tamally Maak」(تملي معاك)を紹介したいと思います。
この曲は、ここで紹介するまでもなく、当時(2000年)大変流行し、
ベストセラーになった曲のようで、多くのサイトで紹介されています。
今年、偶々、YouTubeを通じてこの曲を知ったのですが、すぐに気に入り、
旋律も歌詞も耳に残る一曲で、本年聞いたアラブの曲の中で
一番のお気に入りの曲となりました。

アラブの音楽(第2回)

日付:2008年 5月 15日 木曜日
カテゴリ:音楽+α.

第2回目は、Fairuzの「AKhir Ayyam Al-Saifiya」(آخر أيام الصيفية)を紹介したいと思います。
この曲は、1986年に歌手の岩崎宏美さんが、ギザのピラミッド前でライブ公演を行った際に、
アラブの曲を披露したのですが、その際に歌われたのがこの曲です。なぜこの曲が選ばれたのか、誰が岩崎宏美さんにアラビア語の歌の指導をしたのか、その辺のことは分かりませんが、そのライブ公演を聞く機会のあった私にとって、この曲は耳から離れないアラブ歌謡曲の一曲となりました。

アラブの音楽(第1回)

日付:2007年 12月 15日 土曜日
カテゴリ:音楽+α.

新設のこのコーナーでは、アラブの音楽を紹介していきたいと思います。
当面は、アラビア語の学習を兼ねて、アラブの歌謡曲の中から聞きやすい曲を選んでいく予定です。